円順列

青玉2個, 黄玉2個, 緑2個の6個を円形に並べたときの総数を求めなさい。

青玉1つを固定すると, 残りの青玉の位置は, 次のように場合分けをすることができる。

(ⅰ) 固定した青玉と隣り合わせになる場合

残りの黄玉2個と緑玉2個の並べ方を考えればよいから, 重複順列より,

\(\displaystyle\frac{4!}{2!2!}=6\)(通り)

(ⅱ) 固定した青玉との間に緑または黄の玉が1つ存在する場合

仮に黄玉1つが青玉との間にあるとき

黄玉1個と緑玉2個の並べ方を考えればよいから, 重複順列より,

\(\displaystyle\frac{3!}{2!}=3\)(通り)

緑玉のときも同様であるから, 3×2=6(通り)

(ⅲ) 固定した青玉の向かい側にある場合

緑玉と黄玉の並べ方6通りのうち, 左右対称なものが2組あり, 180°回転すると一致するものがあるので,

\(\displaystyle\frac{4}{2}+2=4\)(通り)

 

(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)より6+6+4=16(通り)

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